【初心者向け】ProxmoxでLinuxを構築する手順をわかりやすく解説

概要

自宅サーバーや検証環境を構築する際に人気の高い仮想化プラットフォームがProxmox VEです。Proxmoxを利用することで、1台の物理サーバー上に複数のLinux環境を構築でき、効率的なサーバー運用が可能になります。

本記事では、インフラエンジニア初心者向けに、Proxmox上へLinuxを構築する手順を画像付きで解説します。仮想マシンの作成からUbuntu Serverのインストール、初期設定までを順番に紹介するため、これから検証環境やホームラボ環境を作りたい方にもおすすめです。

ProxmoxによるLinux構築手順の概要

Proxmox VEはDebianベースのオープンソース仮想化基盤です。KVMによる仮想マシンとLXCコンテナの両方を利用でき、企業環境からホームラボまで幅広く活用されています。ProxmoxはWebブラウザから管理できるため、初心者でも扱いやすい点が特徴です。公式ドキュメントでもISOインストール後、Web GUIから仮想マシンを作成する流れが推奨されています。

本記事では以下の流れでLinux環境を構築します。

  •  Linux ISOファイルを準備
  •  ProxmoxへISOをアップロード
  •  Linuxインストール
  •  初期起動

事前準備

必要な環境

今回の検証環境は以下の通りです。

項目内容
仮想化基盤Proxmox VE
OSRocky Linux 9.5
CPU2コア
メモリ2GB
ディスク20GB

Rocky Linux 以外にもDebian、Ubuntu、AlmaLinuxなどを利用できます。

Linux ISOをダウンロード

まずはLinuxのISOファイルを取得します。

今回はRocky Linux を使用します。

https://dl.rockylinux.org/vault/rocky/9.5/isos/x86_64

Rocky-9.5-x86_64-minimal.iso


Rocky Linux ダウンロード画面

ダウンロードしたISOファイルは後ほどProxmoxへアップロードします。

Linux ISOをProxmoxへアップロード

roxmox管理画面へログインします。

左メニューから以下を選択します。

Datacenter
→ Storage
→ local
→ ISO イメージ

「アップロード」をクリックしてISOファイルをアップロードします。

アップロード完了後、ISO一覧に表示されていることを確認しましょう。

仮想マシンを作成する

右上の「VMを作成」をクリックします。

全般
以下を設定して「次へ」

  • VM ID
  • Name例

OS

先ほどアップロードしたISOを選択します。
選択して「次へ」

  • ISO イメージ:Rocky-9.5-x86_64-minimal.iso
  • 種別:Linux

システム

基本的にはデフォルト設定で問題ありません。

ディスク

ストレージと容量を設定します。

おすすめ設定となります。

  • Storage:local-lvm ご自身の構成に合わせて下さい
  • Disk Size:20GB

CPU

検証用途であれば以下がおすすめです。

  • コア:2

メモリ

Rocky Linux であれば2GB程度から利用可能です。

  • Memory:2048MB

ネットワーク

標準設定のままで問題ありません。

設定内容を確認して「完了」をクリックします。

Linuxを起動する

作成した仮想マシンを選択します。

「開始」をクリックして起動します。

続いて「コンソール」を開くとLinuxインストーラが表示されます。

まとめ

今回はProxmox上にLinux環境を構築する手順を解説しました。

手順自体は非常にシンプルで、

  1. ISOアップロード
  2. 仮想マシン作成
  3. Linuxインストール
  4. 初期起動

という流れで構築できます。

Proxmoxを活用すれば、自宅サーバーや検証環境を低コストで構築できます。まずはRocky Linuxから始めて、DockerやAnsibleなどの検証環境へ発展させてみましょう。

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